ニューライフ体操教室

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なぜ体の痛みは消えないの?①

以前お客様から、

「何で世の中にこんなに肩こりや腰痛、膝痛の本や情報がたくさんあるのに、そのような症状の方が一向に減らないのはなぜ?」と質問を受けました。

あなたはどう考えますか?

私はその方にこう答えました。

「それは一番大切なところ、足の裏や足の指を重要視していないからです。」と。

今回は足の裏のお話をしたいと思います。

あなたの体重の全てを支えている場所、それは足の裏です。

毎日、文句も言わず、あなたの体を支えてくれている足の裏をあなたは何回マッサージしてあげていますか?

肩や腰はマッサージする事はあっても、足の裏をマッサージする事は少ないのではないでしょうか。

今日からは足の裏のマッサージを習慣化できるように意識しましょう。

ではどのようにマッサージをすれば良いでしょう?

足の裏には、アーチが3つあります。(図1参照)

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3つのアーチ

このアーチは人間の足の裏にしかありません。

犬や猫は肉球がありますよね。

2足歩行をする人間は、このアーチがあるからこそ、2足歩行しても足が痛くならずに済みます。

このアーチは足が受けるダメージを吸収し、足が痛くならないために大切な働きをしています。

例えば、内側アーチがほとんどない方(扁平足)は足の甲の内側に負担がかかり、痛くなりやすい傾向があります。

このアーチがあってもうまく伸び縮みしない、バネに例えると錆び付いてしまって動かないようなアーチではせっかくの機能を活かせません。

まずはこの3つのアーチをしっかりとほぐして足にかかる負担をなるべく軽減させましょう。すぐには変化は感じないかもしれませんが、継続していくと立った時や歩くときなどに何かしらの変化を感じるようになると思います。

本来はあなたの体重くらいの力で揉みほぐせれば良いですが、そんなに力をかける事は不可能だと思いますので、毎日コツコツとできる範囲の力で揉みほぐしていきましょう。

ちなみに、高齢になってからの尿漏れにもこの足の裏が関係しています。

足首から下の部分は建物でいうところの基礎です。

基礎がしっかりしていない建物はどんなに上物がしっかりとしていても、崩れやすいです。

体は崩れる事はないかもしれませんが、基礎である足首から下が歪んでいれば、それを支えるために余計な力を使ってしまい、それが原因で体の痛みが発生します。

上物を頑丈にすることよりも、まずは基礎をしっかりと歪みや傾きのないものにしていきましょう。

次回は、足の指について書きたいと思います。

お楽しみに。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。