足首を回すと体は変わる。
前回までは足の裏と足の指について説明してきました。
足の裏の記事はこちらから
https://new-life-gym.hatenablog.com/?page=1584454036
足の指の記事はこちらから
https://new-life-gym.hatenablog.com/?page=15852287
足の裏と足の指は体の中の基礎の部分です。
建物でも基礎が傾くと建物全体が傾いてしまうので、とても大切ですのでまだ読んでいない方はぜひ読んでみてください。
今回は足首についてのお話です。
足首は建物で例えるならば、基礎の部分と上物を繋ぐ大切な場所です。
ここの繋ぎが良くないと、せっかく基礎が整っていたとしても、その役目を果たしにくくなってしまいます。
その足首の中でも大切なのは距骨という骨です。(図1)
距骨は足の裏や足の指と同じくらい体にとっては土台と言えるほど大切な場所です。
しかしこの大切な距骨は誰でも歪みやすく、歪んでいたとしても、距骨自体に痛みを感じることはほとんどありません。
距骨の歪みは体の痛みとなって現れます。まさか距骨が原因だとは誰もが思わないでしょう。そのため、歪んだまま生活している方がほとんどだと思います。
体の不調として、例えば、
・外反母趾 ・足の痛み ・膝の痛み ・股関節の痛み ・腰の痛み
・側湾症(身体が歪む症状) ・首、肩の痛み ・自律神経失調症
・冷え性 ・O脚、X脚 ・下半身のむくみ ・頭痛、めまい
・胃腸障害 ・便秘
などたくさんあります。
そこで距骨を整えるための方法として足首回しをしましょう。
図1で距骨の位置を確認して、距骨を指で挟みながら距骨を中心に足首を回しましょう。
回数は特には指定しませんので、できる時にできる回数で実施してみてください。
足首回しをするとき、図2のように足の指に手の指を挟んで回せると、足の指も同時に刺激を与える事ができるので効果がありますが、それよりもまずはしっかりと足首が回るように、手は土踏まずあたりを持って実施した方が、特にあまり足首回しに慣れていない方には回しやすいと思います。
ポイントはゆっくりとできるだけ大きく回すことです。
毎日少しずつ実施していくと身体が変化していくことに気付けると思います。
もし足首回しの効果を今すぐ体験してみたい方は、内回し、外回しそれぞれ200回ずつやってから立ってみてください。かなり立つ感覚が変わるはずです。
しかしこれを毎日やろうと思うと、きっと1日〜3日でやらなくなります。
ですので、毎日少しずつでもコツコツと続けてみてもらいたいと思います。
体操教室で足首回しを習ってから毎日続けているお客様からは、
「足首回しのおかげで、膝の痛みは消えました」
「足首回しを毎日やっていたら、身体が以前とは全く別人になったように軽くなりました」
など多くの喜びの声を聞かせていただいています。
継続した人だけが、体の変化を感じると思います。皆さんもぜひ変化を味わってみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。